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アスピリンなど多くの非ステロイド性抗炎症剤は抗凝血薬との相互作用が知られており、血漿蛋白結合部位からの遊離・置換により抗血液凝固薬の作用が増強され、その結果プロトロンビン時間が延長するとされています1)。また、非ステロイド性抗炎症剤の血小板凝集能抑制作用も関与している可能性が考えられています。 本剤では抗凝血薬の蛋白結合には影響しないとの報告などがありますが2,3)、 経口抗凝血薬アセノクマリン(国内未発売)との併用により、肺出血を生じたとの報告がみられており4)、本剤の血小板機能阻害作用により出血の危険性が増大すると考えられます。併用する場合には、血液凝固能検査等を定期的に行い、消化管出血等に注意し、慎重に投与して下さい。
<引用文献>
1) O'Callaghan J.W.:Can.Med.Ass.J.131,857,1984 [VOLS00037]
2) Wagner,J.:Akt.Rheum. 4(3),153,1979 [VOLM00760]
3) 河内明夫ほか:第6回日本病院薬学会年会,p240,1996 [VOLJ01126]
4) Cuadrado Gomez, L.M.:Rev.Clin.Esp.181(4),227,1987 [VOLM01693]