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ボルタレンサポを解熱目的に使用すると血圧が低下し、高度の場合はショックを起こすこともあります。解熱時の発汗のために循環血液量が減少し、その結果として心拍数が減少することが血圧低下の原因であると考えられています。
術後発熱患者にボルタレンサポを投与して循環動態および尿量を調べた臨床薬理試験では、投与前には93.4±4mmHgあった平均血圧が、投与15分後から有意な低下を示し、60分後には最も低下し78±3mmHgとなった(差は15mmHg)。それとともに尿量の有意な減少も認められています。
発熱患者にボルタレンサポを使用した場合には多くの症例で血圧は低下すると考えられます。(報告によると平均血圧で15mmHgの低下)
低下した血圧は通常は回復しますが、恒常性を保つ機能が弱まっている場合はこの血圧低下状態が遷延し、ついにはショック状態となることがあります。ボルタレンサポ投与後8時間以上経過してショックとなった例の報告もあります。