
ショックの機序と症状、処置法は?
【Answer】
機序
次の2つのタイプがあります。
- IgE抗体を介する抗原抗体反応によって生じる即時型のアナフィラキシー様ショック
- 本剤固有の作用が強く発現し、過度の体温下降、血圧低下を生じ、末梢循環不全からショック症状を呈する、いわゆる低体温ショック
症状
- アナフィラキシー様ショックは、通常、投与直後から少なくとも30分以内に急激に発現し、喉頭浮腫・気管支痙攣による気道閉塞、末梢血管の拡張・透過性の亢進、心収縮力低下による血圧低下、重要臓器(腎臓等)の還流不全を生じる。
- 低体温ショックは、通常、投与30分から2時間前後にかけて、過度の体温下降、血圧低下を呈し、四肢冷感、嘔吐、顔面蒼白、虚脱、意識混濁、呼吸困難、チアノーゼ等を生じる。
処置法
- アナフィラキシー様ショックの治療は、気道および血管の確保と、昇圧剤(エピネフリン等)、輪液(ハルトマン等)、副腎皮質ステロイド剤、アミノフィリン(喘息様呼吸に対し)等を投与する。
- 低体温ショックの治療は1)に準じる。血圧降下に対し、イノバン(塩酸ドパミン)が有効なことが多い。
- 関連FAQ
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