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ボルタレンによる血圧低下は、サポで解熱目的に使用している場合に多くみられます。この場合、解熱時の発汗のために循環血液量が減少し、hypovolemiaと呼ばれる状態になることが血圧低下の原因であると考えられています。心拍出量が減少して血圧が低下しますので、予防も治療も水分補給が第一となります。
解熱時には皮膚血管の拡張も起こり、末梢血管抵抗係数の低下を認めるが、それによる血圧低下作用も加わっている可能性もあります。なお、血圧が低下すると腎血流量も低下しするため尿量減少も認められています。
また、高度の場合はショックを起こすこともあります。
特に高齢者では例えば浣腸により血管迷走神経反射が起こり、それが交感神経を抑制するために血圧低下や失神に至ることが知られています。咳、くしゃみ、排便、直腸指診による腸管刺激でも同様の反応が起こることから、坐薬で起こる可能性はあると思われます。