ホーム >> 医療関係者のみなさま >> 関連文献紹介 製品に関する文献

医療関係者のみなさま

関連文献紹介 製品に関する文献

腰痛に対するジクロフェナクナトリウムテープ製剤(ボルタレンテープ)の投与後早期(1,2,3日)での臨床効果

【文献No】:VOLJ03476
【標題】 :腰痛に対するジクロフェナクナトリウムテープ製剤(ボルタレンテープ)の投与後早期(1,2,3日)での臨床効果
【著者名】:井尻慎一郎
【雑誌名】:医学と薬学, 56(4),571-576, 2006

【抄録】 :<目的>腰痛患者にボルタレンテープ(VOT)を投与後1,2,3日目の消炎鎮痛効果をアンケート調査した。<対象>筋・筋膜性腰痛症11例(17~73歳),椎間関節性腰痛症10例(19~69歳)の計21例(男4,女17例)。<方法>温熱療法は希望時に施行したがコルセットは処方しなかった。1枚(7×10cm)中にジクロフェナクナトリム15mgを含有するVOTを片側,両側の腰痛に関わらず腰部に左右に1枚ずつ,1日1回,入浴後あるいは就寝前に貼り,朝起床時にはがすようにした。痛みの評価はvisual analog scale(VAS)に工夫を加えた「痛みのスケール」を使用した。アンケート用紙を用意し,治療前,投与後1,2,3日目の朝の痛みを自分でアンケート用紙に書き込んでもらった。かぶれなどの副作用や患者自身の効果に対するコメントがあれば書き添えてもらうことにした。<結果>10段階の痛みのスケールの平均値で治療前は平均6.0の痛みであったが,投与後1日目の朝は4.1, 2日目には2.8, 3日目には2.1と低下した。治療前の痛みを100%に換算すると,1日目の朝には68.3%,2日目は46.7%,3日目は35.0%であった。年齢層別では若年者のほうが痛みが軽減しやすい傾向にあり,3日目では29歳以下のグループで50歳以上よりも有意差をもって痛みが軽減していた。疾患別では筋・筋膜性腰痛症と椎間関節性腰痛症で有意差はみられなかった。患者のコメントでも3日目には痛みが消失したとするものがあった。<安全性>かぶれが3例(14.3%)にみられたが,いずれも皮膚の発赤がでた程度の軽度のかぶれであった。<まとめ>VOTは腰痛症患者の痛みを2~3日以内に半減できることがわかった。特に若年者では疼痛軽減効果が著明であった。VOTは腎機能低下などをきたしやすい高齢者や,経口剤を嫌う若・中年者にも有用であることがわかった。今回の結果から,6-8時間貼付で十分鎮痛効果があることから,副作用を少なくするには1日1回6-8時間くらい貼付するのが望ましいと考えられる。

 
お問い合わせ

文字サイズの変更

  • 小さく
  • 標準
  • 大きく
DR's NET

患者さま向けの資材

患者さんへの服薬説明にお役立てください。

詳細はこちら

itami

新聞記事や腰痛体操など掲載しています。

詳細はこちら

FAQ

ボルタレンに関してよくある質問にお答えします。

詳細はこちら