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妊娠ラットに投与されたSodium o-(2,6-dichloroanilin)-phenylacetateのラット胎仔の発生および生後発育に及ぼす影響

【文献No】:VOLJ00051
【標題】 :妊娠ラットに投与されたSodium o-(2,6-dichloroanilin)-phenylacetateのラット胎仔の発生および生後発育に及ぼす影響
【著者名】:翠川 修ほか
【雑誌名】:基礎と臨床 6(8),1673-1681,1972

【抄録】 :Wistar系初妊ラットを用いて妊娠9から14日までジクロフェナクNa(VOL)4あるいは1mg/kg/回/日を経口投与した。4mg/kg投与した場合母ラットに体重増加の低下が認められた。対照(VOL非投与)と比べ投与群では胎仔死亡率がやや高く,生仔体重は有意に低かった。VOLによる奇形は認められなかったが,4mg/kg投与群に肋骨欠損が1例認められたがVOLの影響とは考えにくい。妊娠中に投与されたVOLの胎仔発育への影響をみるため,生後6週まで発育を観察した。4mg/kg投与群では出生時の雄ラット,生後6週の雄ラット,生後6週の雌ラットの体重が対照と比べ有意に低かった。着床痕総数,周産期死亡仔数,哺育率,外表分化,生存率,聴覚,行動および性機能発育はVOLによる影響を示す所見は認められなかった。VOLはラット胎仔に対して悪影響は与えず,催奇形作用はないと思われた。

 
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