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【文献No】:VOLJ00020
【標題】 :Skin Reactive Factor(SRF)による新しい抗炎症剤スクリーニング法の試み-GP 45840の抗炎症作用の検討-
【著者名】:青木隆一
【雑誌名】:基礎と臨床 6(8),1770-1780,1972
【抄録】 :Skin Reactive Factor(SRF)は結核死菌感作モルモットの培養リンパ腺リンパ球を用いて精製した。SRF画分に薬剤(ジクロフェナクNa:VOLなど)を混合してウサギ皮内に注射した。SRFに惹起する皮膚反応はVOL,indomethacin-S(I)で著明に抑制された。組織学的所見は皮膚反応の肉眼的変化とほぼ一致し,3時間後の皮膚組織では真皮深層,中層,皮下組織の浮腫が著明でVOL,I添加により著明に抑制された。経口投与した場合でも同時混合注射時と同様の結果が得られた。モルモットを用いて行った場合もウサギと同様の結果が得られた。細菌性遊走因子を結核菌菌体より抽出して行った白血球遊走に対する効果はVOL,Iは著明な遊走阻止を示した。血管透過性亢進に対する効果はVOL25mg/kgを筋注した場合は著明な抑制を認めなかったが,100mg/kg経口投与では抑制曲線が得られた。VOLはindomethacinとほぼ同程度の抗炎症作用が認められ,dysergic inflammationも抑制するので,抗リウマチ剤として臨床効果が十分期待できる。